父を観察する。

別に父の個人情報を晒すためにこの記事を書くわけではないが、


大学院をやめ、実家で一年両親と暮らす中で感じていることを書く。


昔から怒りっぽく、無口で何かとぶん殴る。

小さい時はこれくらいしか印象がない。


というのも、そもそもクソガキだった私に怒るのは当然で、殴らないとわからないくらいバカだったのだろう。今ならわかる。

無口はいつものことで、基本的にテレビとにらめっこしてる毎日を過ごしてる、ように私には見えた。


今になって思うのは、

何もない平穏な生活

を作り続けられるこの父親に対する畏敬の念のみである。


なんなんだ。自分は休日にも関わらず呼び出されたら、すぐ出勤しなんの不満も漏らさず、ただ寝てる。

不満で満ちた世の中でなんにも言わず、

徹夜で仕事するってなんなんだ。


父はいつもジャージでいる。

小さい時はなんとなくジャージで生きている父に変な人だと思っていた。


今思うと、服も買わずに俺たちに全部働いて得たお金を投資してくれていたのかなと思う。今父に聞くと、面倒くさいからジャージでいいんだと言っていたが。


俺にそこまでできるのか。今の時点では自信がない。それともコレが結婚し、父になることなのかなとも感じた。